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『神戸メリケンビル』大正7年竣工の運よく震災を免れたレトロモダン建築

神戸レトロ巡り、海岸通で近代建築を散策。 十五番館→水道跡→三井商船ビルディング→海岸ビルの次は『神戸メリケンビル』へ。

大正7年に建てられたビルは戦災で頂きのドームを焼失したものの、奇跡的に阪神大震災の被災を免れ、令和の現在も堂々とした姿を見せてくれています。

建物情報&MAP

名称神戸メリケンビル(旧神戸郵船ビル)
竣工1918年(大正7年)
設計曽禰達蔵(そねたつぞう)
見学1階は商業施設
その他夜間は日没から22時までライトアップされる。

メリケン波止場のすぐ北の初代米国領事館の跡地に1918年、曾禰達蔵・中條精一郎の設計により旧日本郵船神戸支店として建設された近代ビル。 当初は銅葺きの屋根と円形ドームを戴いていたが、1945年の神戸大空襲で焼失した。

1994年に日本設計設計、大林組・藤木工務店施工により施された耐震補強工事によって、1995年の阪神・淡路大震災を軽微な被害で乗り越えた。このリフォームは、第5回BELCA賞を受賞している。

現在は1階は商業施設になっており、2階以上が貸事務所となっているが、非常時以外は2階以上には建物の西側にある通用口からのみ入るようになっている。

2019年4月に旧所有者である日本郵船株式会社が売却し、日本港運株式会社が取得。名称を神戸メリケンビルに変更。

夜間は日没から22時までライトアップされる。

Wikipedia参照

アクセスは神戸市営地下鉄海岸線「旧居留地・大丸前駅」徒歩8分、阪神本線「元町駅」 徒歩10分、JR神戸線「元町駅 」徒歩10分ほど。

日本郵船神戸支店として1918年(大正7年)に竣工、設計は「曽禰達蔵(そねたつぞう)氏」。

創建当時は銅葺きの屋根と円形ドームが頂にあったが1945年の神戸大空襲で焼失、1994年の耐震工事で1995年の阪神大震災の被害を免れたそうです。

上部アーチの窓の窓ガラスがゆがんで見える?もしかしてかなり古いものなのかも。

縦のラインが協調された威厳を感じる正面入り口。

「メリケン」とはアメリカを指す俗語、昭和生まれの親世代だと小麦粉をメリケン粉って呼んでましたよね?

こちらのビルが「メリケンビル」と名称を変えたのは2019年、「メリケン波止場」に近いからでしょうか?

アメリカ領事館跡に建てられた名残を残す「アメリカ領事館」の銘板が窓の横に飾られています。

撮影していたら正面扉が開いてドレスが並んだ店内がチラリと見え、どうやらウエディングサービスのお店のようです。

あまりにすてきだったので思わず声をかけて撮影させていただきました。

さいごに

阪神大震災の前年の耐震工事、運のよい”ビル”ってのも存在するのですね(笑)。 屋根に銅葺きドームを頂いた姿を見たかったなぁ。

*2024年11月撮影

※ 記事の情報は公開日月時点のものです。
最新状況については公式サイト、お電話にてご確認くださいませ。

施設情報

<施設情報>
神戸メリケンビル

住所:兵庫県神戸市中央区海岸通1丁目1−1
アクセス:神戸市営地下鉄海岸線「旧居留地・大丸前駅」徒歩8分、阪神本線「元町駅」 徒歩10分、JR神戸線「元町駅 」徒歩10分

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