この日の宿大宗旅館さんから歩いて築地の「喫茶マコ」へ、魚河岸特製の贅沢な海鮮を使ったお雑炊が食べたくて。
なかなか辿りつけないと噂のマコさん、外国人観光客に押しつぶされ心くじけそうになりながらも行ってきましたよ!
アクセスは?
東京メトロ日比谷線「築地」駅 1番出口より徒歩3分、都営大江戸線「築地市場」駅 A1出口から徒歩4分。
外国人観光客がすごい中、Googlemapで見てもよくわからなくて迷子に。乾物屋さんのママに聞いたら
「マコさんなら隣の店の横を入った2階よ。」
と忙しそうなのに丁寧に答えていただけて助かりました。
横に入ると古いビルの中へ、階段のところに「喫茶マコ」の看板を発見!
何度も往復したけど入口わからんかった、今まで通った中でもトップクラスの隠れ家度ですよ。
看板には「喫茶・雑煮」と書かれてます。
2階に上がるとオレンジ色のガラス扉に白のロゴ。
入口付近のシールが渋い(笑)。
喫茶マコ物語
創業1961年(昭和36年)、初代ママさんが築地市場の移転とともに2018年に閉店を決意。
現在のオーナーが倉庫を探して不動産屋さんにマコを案内してもらったのは閉店2週間前、お店でママさんと話すうちに「この店は残さなくちゃいけない。」と倉庫ではなくそのまま引き継ぎたいと伝えたんだとか。
他にも入居希望の方はいたそうですがママさんの希望で喫茶店をそのまま借り受けることに決定。マコ名物の「雑炊」も受け継いだそうですよ。
再オープンしたての頃にはたまにママさんが顔をだしてくれていたそうです。 ママさん嬉しかったんでしょうね。
オープン同時くらいに伺うと貸切状態、外国人で溢れる路地とは別世界です。
白いカバーをかけたソファーを見るたびに「新幹線かーい!」と突っ込みたくなる(笑)。
ハンドエイドらしい焼き菓子、おやつにちょうどよき。
マコ名物「海鮮雑煮セット」
喫茶マコ名物「築地魚河岸特選海鮮雑煮 海鮮雑煮セット」、これが食べたくて足を運びました。
- 北海道産 帆立
- 北海道産 ズワイガニ
- 静岡県産 真鯛
- 三重県産 蛤
運ばれてきたのがこちら。
ズワイガニに真鯛、しっかりと焼いた生餅に「ぜんまい」が高級料亭っぽい!
蛤が大きすぎ。
かまぼこもちゃんと飾り切りしてる。 出汁も具もどれもおいしくて贅沢な気分になれます。
食後のコーヒーも濃い目でおいし。
台湾の方がこの本を見てきましたと雑誌を見せてくれて、載ってることを知ったそうです。
コーヒー網兼さんはフランス語で紹介されてたし、さすが築地はグローバルな人気ですね。
レトロな喫茶店の雰囲気にチラリと今風が混じってよき感じ。
2003年に山田洋次監督がマコさんへと”チラシの裏”に書いたサイン。 ママさんが閉店するからと山田監督ファンの常連さんにあげたそうですが、再オープンを知って返しに来られたそうですよ。
さいごに
レトロ喫茶店ですが「雑炊」は上品な料亭のお味、ちょっとお高めですが食べて納得ですよ。
週に2日のみ、3時間しか営業しない網兼さんはこちら↓
*2024年5月撮影
※ 記事の情報は公開日月時点のものです。
最新状況については公式サイト、お電話にてご確認くださいませ。
さいごに
<店舗情報>
喫茶マコ
住所:東京都中央区築地4-9-7 中富ビル 2F
アクセス:東京メトロ日比谷線「築地」駅 1番出口より徒歩3分、都営大江戸線「築地市場」駅 A1出口から徒歩4分
電話:03-3248-8086
営業時間:11:00 – 15:00
定休日:月曜日
喫煙・禁煙:
駐車場:無
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