神戸レトロ巡り、最終日は神戸モダン建築祭の近代建築巡り。
なかむら珈琲中山本店→シュウエケ邸→高砂ビル→神戸KIITO→新港貿易会館を回りました。
こちらではステンドグラスが素敵な『新港貿易会館』をレポ。
建物情報&MAP
名称 | 新港貿易会館(旧新港相互館) しんこうぼうえきかいかん(きゅうしんこうそうごかん) |
竣工 | 1930(昭和5)年 |
設計 | 「株式会社新港相互館」と建築主自身の設計。実務上の設計者不明 |
見学 | 商業エリアは可 |
その他 | 有形登録文化財(2011年登録) |
神戸の新港地区に建ち、建築面積519㎡、鉄筋コンクリート造四階地下一階建である。外壁はスクラッチタイル貼で、十字路に面した西南隅に出入口を開く。幾何学図形やアールデコ風の装飾など新しい意匠を巧みに取り入れた独創的な事務所ビル。
文化庁・文化遺産オンライン参照
アクセスは?

アクセスは各線「三宮駅」「三ノ宮駅」 徒歩20分、ポートライナー「貿易センター駅」徒歩5分ほど。
大通り交差点に面した玄関口は円形になっておりモダンでいてアールデコで華やかな印象。

渋茶のスクラッチタイル、細く長く縦に繋がったアールの窓の下には丸窓が2つ。

1階の丸窓はステンドグラス風に飾りがはいっていますね。

裏側は四角いビルで、西南の玄関口だけかなり凝っていますね。

入口横に「登録有形文化財」プレート。

玄関口がとてもすてきです。

周りはタイル、使いこまれた扉の上はステンドグラス。

玄関口の照明にもクラシカルな飾りがほどこされています。

入口のホール。

入ってすぐの窓口は受付だったのかな。


館内から見るとステンドグラスが映えます。


入ってすぐの部屋にはカフェが入っていました。

奥はオフィスか事務所? 玄関口に「立入禁止」と書かれていたので奥には進みませんでした。

ホールの階段、大理石のようですね。

重厚ながら華やかさも感じられる建物です。
前日が神戸モダン建築祭公開日だったのですが、公開日に合わせて行けば入口以外も見学が可能かもしれません。
さいごに
神戸が貿易で繁栄していた神戸税関、神戸KIITO、神戸ポートタワーなど多くの近代建築が集まったエリアで、異人館や海岸通とはまた違った雰囲気ですてきでした。
*2024年11月撮影
※ 記事の情報は公開日月時点のものです。
最新状況については公式サイト、お電話にてご確認くださいませ。
施設情報
<施設情報>
新港貿易会館
住所:兵庫県神戸市中央区新港町8-2
アクセス:各線「三宮駅」「三ノ宮駅」 徒歩20分、ポートライナー「貿易センター駅」徒歩5分