奈良ホテルから「ならまち」を散策している途中に目に留まった和菓子屋「おくた」、店構えに惹かれて入ってみました。
どうやら創業100年以上の名店で、昭和天皇に愛された銘菓もあるそうですよ。
渋い店構えはいぶし銀のような風情があり、看板商品の「みたらし」は手作り感のある独特な形をしているんですよ。
2月に並んでいた和菓子などご紹介しますね。
お店の場所は?
お店の場所は近鉄奈良駅から徒歩11分ほど、店構えに趣きがあり思わずのぞいてみました。
どうやら100年以上続く老舗の和菓子店で「みたらし」が看板商品のようです。
店内の雰囲気は?
入って左手に飾られていた手書きの暖簾、
「草のもの 田にあるお米
木になる実のもの
合わさって お菓子です」
という意味らしい。
和菓子のラインナップは?
2023年2月に伺った時のラインナップです。
みたらし
看板商品「みたらし」の特徴はなんといってもいびつな形、いかにも手作りといった風情ですね。
奈良県産のヒノヒカリを使い吉野産の炭で炙ってしっかりとした歯ごたえのある団子、奈良の造醤油屋で特別に絞り上げてもらったお醤油で炊き上げた「甘口」、「辛口」が選べます。
数が5個というのも、五穀豊穣を願う気持ちを先代から受け継いでいるんですって。
増尾商店さんの良店散策を参考にさせていただきました↓
https://satouden.com/users/index341.html
- 丹波黒豆羽二重餅・・300円
- うぐしす餅・・200円
- 椿餅・・220円
- おはぎ・・各170円
- 大納言かのこ・・400円
- 菜の花きんとん・・400円
- 蘭奢待(らんじゃたい)
- お福み
- ふやき
『蘭奢待(らんじゃたい)』は昭和天皇の御寵愛をいただいた品だそうですよ。
知らないと通り過ぎてしまいそうなさり気ないお店ですが(こうゆうお店が実はすごいんですよねぇ)、歴史と実績のあるお店なんですね。
どれも上品なお味
持ち歩いているうちに傾いてしまったので包装紙だけ。
みたらしは辛口をいただきましたがしっかりとした団子に辛口のたれがクセになります。
おはぎと丹波黒豆羽二重餅をいただきましたが、どれも上品なお味で本当においしかったです。
奈良ホテル近くです↓
菊水亭はこちら↓
さいごに
さすが歴史ある「奈良」、多くの寺院にクラシックホテル、老舗料亭と見所たくさんですが和菓子もすばらしいです。
次は時間に追われずにゆったりと回りたいですね。
※ 記事の情報は公開日月時点のものです。
最新状況については公式サイト、お電話にてご確認くださいませ。
<店舗情報>
傳統御菓子處 おくた
住所:奈良県奈良市中院町32
アクセス:近鉄奈良駅から745m
電話:
営業時間:11:00~17:00
フリーWi-Fi・電源:
定休日:火曜日
駐車場:無
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