奈良の130年続く老舗料亭「菊水楼」、ウエディングも行われる格式高い料亭です。
今回はランチバスツアーで参加、 これもコロナ禍のボーナスですね。
ランチ会場以外も見学できるところは回ってきたのでご紹介しますね。
菊水楼ランチ会場はエキゾチック↓
建物概要
名称 | 菊水楼 (きくすいろう) |
竣工 | 菊水楼本館:1901年(明治34年) 菊水楼旧館:1891年(明治24年) 菊水楼表門:1615-1867年/1868-1911年移築 菊水楼庭門:1615-1867年/1868-1911年移築 |
設計 | 未詳 |
見学 | 利用者以外立ち入り不可 |
その他 | 登録有形文化財(2000年12月) |
【菊水楼本館】
旧本館に接続して明治34年に増築。入母屋造,桟瓦葺の純和風木造3階建で,正面に突出する入母屋造の玄関天井に菊水の彫刻,1階壁面には菊花を象った丸窓をあしらう。
三条通からの眺望は表門とともに大鳥居前の景観に欠くことの出来ない存在となっている。【菊水楼旧館】
敷地は春日大社参道に面した角地にあり,背後に荒池を望む景勝地に建つ。入母屋造,桟瓦葺の純和風木造2階建で,料理旅館として長い歴史をもち,多くの賓客を迎えた。
現在も建築当時の姿を保ち,格式ある料理旅館のたたずまいは市民に親しまれている。【菊水楼表門】
春日大社一の鳥居に突き当たる三条通に面した南側に建つ。圓成寺塔頭の門を明治時代に現在地に移築したと伝える。本瓦葺の薬医門は伝承が首肯されるような風格をもつ建築で,歴史ある料理旅館の表構えに格式を添えている。【菊水楼庭門】
文化庁・文化遺産オンライン参照
本館玄関廻りから旧本館北側の庭を画する塀に設けた門で,本館の玄関脇に建つ。表門同様,圓成寺塔頭の門を明治時代現在地に移築したと伝え,同じ薬医門形式ながらこちらはやや規模が小さく,桟瓦葺とされている。歴史ある料理旅館の構成要素として相応しい。
130年続く格式高い料亭「菊水楼」
白い壁が続く菊水楼、門構え「菊水楼表門」は登録有形文化財に指定されています。
ひらめく紫に白のロゴが描かれたのれん。
両脇の「菊水楼」の文字が味わい深いです。
さて、ずずずいっと中へ進みましょう。
料亭 菊水楼
のれんを潜り左へ進み、
こちらが登録有形文化財指定「菊水楼本館」入口、
この日も紋付袴の新郎と角隠しの新婦さんが結婚式の前撮りをされていらっしゃいました。
130年続く格式ある料亭「菊水」の入口、1901年(明治34年)竣工。
のれんから奥へ進み、こちらが入口です。
正面には木彫りの立派な鹿が鎮座、さすが奈良ですね。
2月だったのでお雛様が飾られていました。
天井が斜めになった廊下に飾り窓。
2階へ続く階段。
残念ながら見学ができたのはここまで。
うな菊
さらに奥へと進んだこちらが登録有形文化財指定「庭門」。
奥にある「うな菊」へと続きます。
屋根の絶妙なRもすてきです。
風情がある石畳の小道。
手前には獅子落としも。
「うな菊」と書かれたのれんも紫ですね。
入口だけ覗かせていただきましたが雰囲気がすてきでした。
公式サイトでお品書きを確認してみましたが5,000円くらいでいただけるみたいで、名古屋の人気うなぎ店のうな富士とかと変わらないですね。
チャンスがあれば行きたいな~。
さいごに
今回は覗けなかった旧本館も含み、敷地内に登録有形文化財指定を4つ持つ格式あるお店「菊水楼」。
*2023年2月撮影
※ 記事の情報は公開日月時点のものです。
最新状況については公式サイト、お電話にてご確認くださいませ。
店舗情報&MAP
<店舗情報>
料亭菊水楼 (きくすいろう)
住所:奈良県奈良市高畑町1130 菊水楼
アクセス:近鉄奈良駅より徒歩10分
電話:0742-23-2001
営業時間:11:00~15:00(要予約)/17:00~20:30(要予約)
フリーWi-Fi・電源:
定休日:火曜日・水曜日
喫煙・禁煙:全席禁煙
座席数:
駐車場:有14台
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