神戸レトロ巡り、最終日は神戸モダン建築祭パスポートで近代建築をまわりました。
港湾エリアの神戸KIITO、新港貿易会館、そして神戸税関はどの建物も玄関ホールが見応え十分でしたが神戸税関も4階まで吹き抜けの重厚な玄関ホールが圧巻でした。
建物情報&MAP
名称 | 神戸税関 |
竣工 | 1927年(昭和2年) |
設計 | 大蔵省営繕管財局神戸出張所 |
見学 | 見学可(詳しくはこちら) |
その他 | 神戸モダン建築祭 |
貿易港・神戸の繁栄を象徴する堂々たる建物です。
圧巻は、4階分を吹き抜けた巨大な玄関ホール。
円柱が立ち並ぶさまは、さながら古代ヨーロッパの神殿のよう。かつて貴賓室として使われていた2階の部屋を公開します。
神戸モダン建築祭参照
また、広々とした中庭を抜けた先にある新館では、普段は非公開の屋上へも立ち入ることができます。
アクセスは?

アクセスはJR「三宮駅」から南へ徒歩約15分ほど。

竣工1927年(昭和2年)、エントランスを構える大通は三宮駅まで繋ぐメインストリートとして再生備され繁栄していく神戸を象徴する建物となりました。
細部の装飾は幾何学を多用したセセッションで当時の流行に合わせたそうです。

十分に威厳のあるファサードですが、、、。

正面玄関は時計台があるこちら側でした。

竣工当時は遠くからも時計台が見えて神戸のランドマークだったんでしょうね。

「神戸税関」の文字もカッコいい。

エントランスの奥も円形、確かに古代ヨーロッパの神殿のようですね。


ホールは吹き抜けになっており昭和な宇宙船っぽい?

2階から見たホール、タイルがすてきです。

中華丼っぽく見えてしまう。

吹抜けを支える柱。

2回へ上がる階段。

神戸モダン建築祭で開放されていた2階の貴賓室。

ディスクの後ろには日の丸の旗。

こちらにも宮殿のような飾り柱が。


ここはおトイレだったかな?

東側にある昭和天皇行幸記念碑です。
見学はできる?
今回は神戸モダン建築祭にて見学しましたが、一般でも予約なしで開館中は見学が可能です。
2階の応接室は神戸モダン建築祭特別公開で一般見学は玄関ホールと中庭だけのようです。
*20人以上は予約が必要。
詳しくは公式サイトにてご確認くださいね↓
https://www.customs.go.jp/kobe/00kohoshitsu_top.htm/00koho.htm
さいごに
4階まで吹き抜けになった玄関ホールがまさに圧巻! 100年近く前の建物ですが、現在同じように吹抜けホールを建設してもこれだけ重厚にならないでしょうね。
横浜の巨大な近代建築もすばらしいですが、神戸のこじゃれたデザインも好みで見応えありました。
*2024年11月撮影
施設情報
<施設情報>
神戸税関
住所:兵庫県神戸市中央区新港町12-1
アクセス:JR「三宮駅」南へ徒歩約15分