『文椿ビルデング(旧西村貿易店社屋)』三条通の大正中期のレトロモダンな建築物

御所・二条城・河原町

京都モダン建築祭2023でレトロ建築を見学してきました。

この日はツアーで中京エリアのレトロ建築を散策、『文椿(ふみつばき)ビルデング(旧西村貿易店社屋)』をレポです。

建物情報&MAP

名 称文椿ビルヂング(旧西村貿易店社屋)
竣 工1920年(大正9年)
設 計不詳
見 学商業施設
その他登録有形文化財(2006年3月指定)

木造2階建の事務所建築で,小屋組をキングポストトラスとし,銅板及びスレート葺のマンサード屋根を架ける。外壁はタイル張で,南面中央の入口部は8角断面を半割した片蓋柱で飾る。三条通と両替町通が交差する角地にあり,地域の近代的景観を形成している。

文化庁・文化遺産オンライン参照

アクセスは?

アクセスは地下鉄烏丸線「烏丸御池駅」徒歩3分ほど、三条通と両替町通が交差する角地にあります。

1920年(大正9年)に貿易商「西村貿易店」社屋として建てられ、その後にいくつかの手を渡り2004年10月に久和幸司設計事務所により商業施設に再生されました。

銅板及びスレート葺の腰折れ屋根とも言われる「マンサード屋根」が特徴的、洋館ですが木造建築という興味深い建物です。

屋根の銅板枠の窓、柱上部の飾りもおしゃれ。

正面玄関は八角柱の半面が両側を飾ります。

1階廊下。

2階は飲食店になっていて、天井を見ると木造建築だとわかって面白いらしいのでチャンスがあれば入ってみたい。

一番奥は2階への階段かな。

小さなサイコロのタイルがかわいかった。

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*2023年11月撮影

さいごに

大正時代とは思えないレトロモダンな建物、大きな改装もなく残っているのはすごいですね。

大正時代の建物は和に洋がほどよくミックスされ、個人的に好きな建物が多いです。

記事の情報は公開日月時点のものです。
最新状況については公式サイト、お電話にてご確認くださいませ。

施設情報

<施設情報>
文椿ビルヂング(旧西村貿易店社屋)
住所:京都府京都市中京区三条通高倉東入桝屋町75
アクセス:地下鉄烏丸線「烏丸御池駅」徒歩3分

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