夏負けによしといふ仙太郎”あんころ”こしあんと粒あん

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昨日7月19日は土用の入り。
関西では土用の入りに”あんころ餅”を食べる習慣があるそうですね。

 

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こちらでは「あんころ餅」という名も馴染みがありません。
ぼた餅やおはぎと、どこが違うのかと調べてみたら、
どうやら中のもち米を粒がなくなるまで搗いた状態のものを
「あんころ餅」と呼ぶようですね。
こちらで馴染みの深い「赤福餅」もあんころ餅とのこと。

こちらがもち米を粒が残らないくらいに搗いた「あんころ餅」。

 

八分つきの「おはぎ」(仙太郎 青じそいりぼた餅

 

あんころ餅を「土用餅」と呼び、土用の丑の入りに食べるようになったのは宮中からのようです。

昔、宮中の公家の間ではカガ芋の葉を煮出しその汁で餅米の粉を練り丸くまるめ味噌汁に入れ土用入りの日に食すると暑気あたりしないとされていました。
徳川時代の中期より土用の入りには餅を小豆あんに包んで食し夏季の悪病災難を退け除くとされています。

関西では宮中の行事が、そのまま庶民へと受け継がれた雅な慣わしが多いですね。
昔からお餅は「力餅」と呼ばれ、小豆は「魔除け」の力があると信じられていました。

小豆が魔除けとされるのは「色が赤いため」とも言われていますが、
仙太郎さんのしおりには「豆=魔滅(まめ)?」と書かれていてこの諸説も気が利いていますね。

 

前置きが長くなってしまいました。こしあんです。

 

あっさりと上品なこしあんにもっちりとしたお餅。
おいしです。

 

粒あんです。

 

存在感のあるどっしりとした粒あんも甘くておいしい。
こぶりなので両方いただくべし。

しおり

 盛夏の土用、七月二十日(年によっては十九日)。 入りの日を土用太郎といゝ、この日に餅を搗いて 食べると暑気あたりを免れるという。
別名はらわた餅ともいう。
胃もつかれ勝ちなこの候
体に「活」を入れる意味があるだけでなく 餅を搗くという馬力のいる仕事に挑戦して
この夏を乗り切るんだという意気があったのかも・・・・・・。
それ故に必ず搗いた餅を食べなければ力はつかない。
ねっただけの餅では、たとえまずくなくとも力がつかない。
妥協せず搗いた餅かどうか、確認の上 医食同源と心得てお召し上がりを・・・。

※あんころの語源
あんの上に餅を転ばせたから「あんころばし」と称したという。
後に「あんころ」に縮まったとか・・・。

仙太郎    直中 護
平成四年七月記

「あんころ」ってなんだか響きがかわいいですよね。
土用のうなぎもいいけれど、わたしは土用餅の方がいいかな。
う~ん、やっぱり両方いただきたい(笑)

ごちそうさまでした。
皆さま、熱中症と夏バテにはくれぐれもご注意を。

あんころ/こしあん・粒あん/216円/仙太郎/松坂屋名古屋店

仙太郎の看板商品「ご存知最中」。
お中元、お歳暮にもどうぞ。

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