すこうし欠けたるも「いとをかし」仙太郎”夜半の月見だんご”

スポンサーリンク



仙太郎さんに月見だんごが並んでいました。
こちらで月見だんごを買うのは初めてですが変わった形ですね。

 

スポンサーリンク

 

そもそも名古屋で月見だんごと言えばこちらなんです。米粉とお砂糖だけのほんのり甘い素朴なおだんごです。
子どもの頃は白と黒だけだったような気がしますが、いつの間にかかわいらしいピンクが登場しました。

わたしはもちろん黒派。
4人兄弟で好きな色を取り合った思い出があります。
(昔から食い意地がはっていたのね。)

 

なんだか羊みたいに見えません?
京都はお月見に里芋を供える風習があるそうですが
なるほど、里芋にも見えます。

あんこは夜空や雲をイメージしているそうです。
少しだけのぞくまん丸お月様ですね。

スポンサーリンク

 

こしあんと粒あんの2種類があります。
粒あんは甘くておいしいし、こしあんは上品な甘さでこれまたおいしい。
おだんごはもう少しもちもちしてた方が好きです。
やっぱり名古屋の月見だんごのイメージが大きいのかしら。

 

すこうし欠けたるも「いとをかし」。
完璧な満月じゃない方が風情があっていいということでしょうか。

9月15日 満月以降の月見

  • 9/16    いざよい   (十六夜)
  • 9/17  たちまちづき (立待月)
  • 9/18  いまちづき  (居待月)
  • 9/19  ふしまちづき (臥待月)
  • 9/20  ふけまちづき (更待月)

 

立待月くらいまでは知っていましたが、こんなにも月に名前があるのですね。

 

しおりです。

  『月見』
暦の普及していなかった頃、満月をもって折り目とし、常に月を見る慣習が、 月見の風習へと繋がっていったのではなかろうか。中秋に聳える満月を、「一番」とし、 陰暦八月十五日の夜、月を賞(め)ずるを月見といい、古今集にもその端がみられ、 かなり古くからの風習である。又、文徳天皇時代(九世紀半ば)には月見の宴の記録が みられる。

その時の供え物は、地方により異るが、芋、団子、枝豆、薄の穂等……。 この事から月見が、農耕の祈り節の行事であったことが窺い知れる。 徒然草に「八月十五日、九月十三日は婁宿なり。この宿、清明なる故に、月を翫ぶに良夜とす」の如く 、九月十三日の夜も後の月見として賞(め)でたものである。 いずれにしても、我々日本人の感性の豊かさを物語る行事であり、その感性の豊かさが俳諧の題材になり、 種々の句が詠まれている。

名月や池をめぐりて夜もすがら(芭蕉)
いもと見し月も今宵は湖の上(直中)
名月や兎のわたる諏訪の湖(蕪村)
名月をとってくれろと泣く子かな(一茶)
名月や故郷遠き影法師(漱石)

現在の月見だんごは、近世の菓子屋の工夫であり、だんごの部分(白くまあるい)が、 月で、あんの部分が、夜空、雲とみたてている。月をまるかじり、気宇も大きなこの行事。

仙太郎  直中  護
平成五年記

★月のみちたりかけたりすることを基礎にして作った暦の事。⇔(太)陽暦

十五夜の夜には晴れるといいですね。

おいしくいただきました。

月見だんご/216円/仙太郎/松坂屋名古屋店

ドローンの操縦を、無料で体験してみよう!